梅雨真っ只中、2018年の夏至の日に朝SUPを行いました。湿度100%の空に、太陽の気配はありません。冬至の日の出のような盛り上がりはないものの、今年も無事に季節の節目を迎えられたことに感謝しています。
本日あまりにショッキングな光景を目にしました。
ついにBank ART NYKとして使われていた「日本郵船海岸通倉庫」に大きな穴が開けられてしまったのです。
東日本大震災のあった年の2011年1月から3月に、Bank ART NYKで開催された「これからどうなるヨコハマ」というワーキングショップで出会った仲間と始めたのがこの『水辺荘』です。遡れば『Boat People Association』というチームにおいても、水辺を愛する仲間とこの場所をきっかけに出会うことができました。都市の水辺とプライベート感あふれるセミパブリックなロフトスペースが接した都市系水辺マニアには理想的な環境でした。
わたしたちが普段利用している大岡川の『桜桟橋』と結びついたのも、川の駅運営委員会会長であった谷口安利さんと、この場所で出会えたことから始まったものです。そんなわたしたちにとって象徴的な場所が跡形もなく消えてしまうのかと思うと、残念でなりませんが、新しいステージに向かって『水辺利用』を推進していきたい、と改めて感じた2018年の夏至の朝となりました。
一般社団法人 水辺荘 代表理事 山崎博史