水辺荘は非営利型一般社団法人にて運営されています。現時点では3名の設立時メンバーが理事となっております
もともと市民によるまちづくり系のワークショップから発足した組織のため、オーナーは存在していません。発足時メンバーの出資と上記スタートアッププログラムへの助成金をベースに設立された経緯から、大きな方針については特定の個人が権限を持たず、社員総会による合議を経て決定される仕組みを取っています。理事の任期は2年ですので、新しいメンバーが運営に関わることも可能です。水辺荘のレギュラー会員は会社員、役所職員、大学職員、主婦、自営業者、士業、フリーランサーと多様な属性となっており、20代後半から50代まで幅広い年齢層の方が活動しています。
特に40〜50代前半が多く在籍していますので、家族に配慮したSUPライフを継続することも可能かと思います。また、子育てや会社員生活が一段落した方や休日や空いた時間に本業とは別のワークスタイルを模索している方にも機会を提供できるかと思います。SUPを使った横浜ツアーや水辺コミュニティーを介して新たな働き方を実践してゆくことも可能です。
大企業会社員、役所職員であっても非営利型のNPOもしくは非営利型一般社団法人であれば副業規定には抵触しないケースが多いかと思います。2枚目の名刺により新たな働き方を実践し小さいながらも事業者としての立ち位置を獲得してこそ、水辺のサードプレイスとして地域に定着して行けるのだろうと考えております。
『なぜ一般社団法人格であるのか?』については、
Ⅰ、様々な属性のメンバーにより発足していること、
Ⅱ、誰もが運営者側に立てる余地を確保すること、
Ⅲ、活動を継続できるだけの事業性を確保する必要があること、
Ⅳ、公共スペースを使った半公共的な活動であること、
この4点を包括するのに適している組織形態であると判断したからです。もちろん、SUPのみを楽しむ組織ではありませんので、水辺に関わる新たなフィールドを発足させることも可能です。我々は会員およびゲストに対して最低限のサービスとサポートを行いますが、基本的にはDIY(Do it your self)の精神で運営されています。
現時点欠けているサービスや活動があれば、「水辺荘」というプラットフォームを使い、自ら新たな価値や事業を創り出してゆくことも可能です。当面はそのような水辺の実践者をサポートし、育成してゆく事がミッションなのかもしれません。水辺荘の使い方、遊び方はまだまだ発展途上です。多くの方の参加と実践を期待しております。
一般社団法人の定款に基づいた会員制度のほか、SUPのみを日常的に楽しみたい方には「SUP会員制度」も設置しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。