2013年に作成した「横浜水辺マップ#01」よりはや8年。2020年新市庁舎の大岡川前移転を記念してリニューアルしました。
クリアファイル表面
クリアファイル裏面
古地図を重ねた状態
緑地白地図を重ねた状態
企画経緯と概要
水辺荘を発足した2012年、当時集まっていた「水辺で何かやりたい水辺荘初期メンバー」でアイデアを出し合って生まれたマップシステムです。横浜の水辺を日常的に身近に感じるためのグッズとして、日常多用するクリアファイルに首都高速を外して中村川を露出させたマップを印刷しました。マップは川と港と駅、鉄道、道路以外はプロットせず白地図としました。さらにクリアファイルの地図と重なる紙の白地図を一枚挟むことで、独自にカスタマイズできる重ね地図としました。紙の白地図に、例えば公園やアートスポット、コミュニティーバイクステーション、お気に入りのお店などをプロットすることで多様なレイヤーを有した横浜が見えてくるかもしれません。川や港の舟運も仮に多くの桟橋ができたとしても桟橋と街との関係性が希薄だと人の流れが生まれず活性化されない事も予想されます。マップで横浜の水辺を俯瞰しながら遊び方、使い方を妄想するのはとても楽しいひと時であると同時に、現在の水辺と街の関係を再認識できる良い機会になると思います。マップで気になった場所にはぜひ足を運んでいただき、合わせてその地の地形や歴史のリサーチもしてみるとさらに妄想が広がると思います。マップは個人の強力な妄想ツールにもなりますが妄想や気づきをメモし他者と共有することで思わぬ繋がりやコミュニケーションが生まれることが多々あります。マップは世代を超える強力なコミュニケーショングッズだと思います。
今回リニューアルされたマップには、大岡川桜桟橋、新市庁舎、夢ロードデッキ桟橋、横浜日ノ出桟橋、蒔田公園桟橋の他、新港埠頭桟橋、横浜ボートパークを新たにプロットした他、現在基本設計中の石川町桟橋のプロットも行いました。さらに、裏面にいつでも乗れる水上モビリティーとして定期航路水上バス「SEA BASS」、水上タクシー「SUITAKU」のホームページを紹介、横浜の水辺を周遊するのに適したコミュニティーサイクル「BAYBIKE」も合わせて紹介させていただきました。これらのスローモビリティーを使って横浜の水辺を周遊してみてください。新たな横浜の風景に出会えると思います。
また今回中に挟む紙の白地図ですが2020年時点の公園のみ色付けし、「水辺と公園」との関係を認識しやすくしました。その他、横浜路上観察学会世話人、YOKOHAMA xy通信管理人である河北直治氏の協力をいただき、すでに埋め立てられてしまった「旧運河と市電」の最盛期の情報をプロットした白地図をもう一枚追加しています。旧運河に存在した橋名も記載してありますので、地名と橋の関係も読み取る事ができます。旧運河と市電、今はなき交通網を拠り所に、賑やかだった港街横浜に想いを馳せる事がしやすい妄想グッズとしてお使いいただけると思います。またエッジの効いた横浜土産としても最適です。
尚、クリアファイルに重ねることができるテーマ別マップはPDFにてダウンロードすることも検討しましたが、若干縮尺がずれてしまい、クリアファイルに重ならないかと思われます。サーベイやメモに使われるときは、事前にオリジナルからコピーして使うことをおすすめします。
A4クリアファイルから多様なイマジネーションとコミュニケーション、そして横浜の水辺愛が生まれることを期待しております。
入手方法について
下記の店舗にて、1枚税込385円、3枚パック税込990円(1枚あたり330円)で販売しております
◉ made in Koganecho オンラインショップでも3枚パックのみ販売予定
今後販路が広がり次第、webを更新して行きます
コミュニティーへの参加について「作業中」
その他、こちらのFacebookページより、コミュニティーバイクを使った横浜散策企画、ボートを使った水辺ツアー企画のご案内をさせていただきます。ご興味ある方は是非フォローください。
その他お問い合わせについて
一般社団法人 水辺荘 山崎までメールにてお問い合わせください