新年あけましておめでとうございます。昨年も「水辺荘」の活動を中心に多くの方と知り合うことが出来、大変有意義な一年となりました。単発的な水辺イベントだけではなく、具体的な「現場」を自主的に運営することの価値について実感出来た一年となりました。今年もマンネリズムに陥ることなく新しいチャレンジが出来る年にしていきたいと思います。
さて、今年で社会人の部活動拠点「水辺荘」を開設して1年半が経過しました。
時間が無い中、なんとか年間を通してメンバー各自知恵を出し合い小さいながらもバリエーションに富んだ企画を提示できたのではないかと感じています。その中で痛感したことは、企画に賛同する高いモチベーションをもった参加者や企画依頼者、スタッフが集まらないと仮に予算が潤沢にあったとしても事が動かないと言うことでした。
また1回目のイベントが上手くいっても、「継続」ということになると、より強い動機づけが重要になってきます。この活動の意義、コミュニティーの空気、活動目標、企画のクオリティなど、総合的な価値付に答えられなくてはなりません。スポーツ系クラブチームなら大会目標があり、それに向かって日々トレーニングを積むというルーティーンが作りやすいのですが、「LIFE ON BOARD」・「水辺を介して都市生活にコミットする」という抽象的なビジョンですと活動が多岐に渡り、実に自由で楽しいものの、目標を定めた具体的な活動の積み重ねがしずらい部分があります。
今のところ、SUP、E-BOAT、MAP、YOGAという活動の呼び水となるアクティビティーが定まって来たために、なんとか活動が回りはじめた状況なのですが、当面これらを中心にファン層を広げ、活動の柱にし、水辺文化育成の基礎づくりをしていくことになりそうです。とは言え、何をやるにしても、もっと手軽に上陸できる桟橋を増やさないと先が無いなとも思います。象の鼻や元町の商店街の前にSUPやカヤックを横付けし上陸できるようにならないと川と街に景観の善し悪し以上の関係は成立しないと思います。使える場所はとことん使いSUP、E-BOAT、カヤック、MAPを総動員して「使って楽しい都市水面」の価値を実感できる企画を実施していきたいと思います。
実行してみたいアイデアは豊富にあるのですが、とにかく水辺と都市が好きな人が集まらないことには事が進まないのも事実です。横浜に限らず東京の水辺で何かやってみたい人と繋がりをもち、活動を広げていきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。